1×1DER GARTEN GESTALTUNG

ルノー乗りのガーデン屋さん

Blumen Garten GmbH BLOG

ルノー
2012.12.10

ガーデンデザイン 札幌編

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ルノーエクスプレス 219,000km
今年は雪が遅いと思っていたら、
なんだか変な天気が続いています。
工事も今年最後の現場に取りかかっています。
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あと3日。晴れ天気が来てほしいところ。
いつも、当社スタッフ、職人の仕事を見ていると、
図面に忠実に、そして、それ以上にすばらしい仕上がりで
納めてくれています。
それは、ただ言われたことを作業して行っているのではなく、
まかされた仕事に、今、自分にできる最良の仕上げを
追求して、挑戦意識を忘れない向上心が感じられます。
昔読んだことのある、「日本人とドイツ人」と言う本の中に
俗に言う、お茶汲みの話がでていました。
ここで言う、お茶汲みとは、その会社に訪れたお客様に
お茶を出す人のこと、多くは新人や、本業のキャリアの
浅い者がすることが多いのですが、
OO業と本来の直接的仕事ではないので、
雑用的感覚がかなり強いのが日本です。
(中には礼儀作法の初級と言うところもある)
そこで、あるドイツ人女性の話。入社間もなく、本業でキャリアも浅く
今の自分に出来ることは何かをいつも考えていた。
お茶汲みでもある彼女は、もしお茶をお客様に出すことが
自分にとっての最大のチャンスならどうするかを考えた。
もっとおいしいコーヒーを出せるように勉強し、
自分なりに豆をブレンドしてみた。
そしてある日、大切な商談の席に、彼女のブレンドコーヒー
は出された。
お客様から『このコーヒーとてもおいしいですね。』と
その場の上司が誉められ、さらにお客様から
『このおいしいコーヒーはどこで買ったか教えてほしい。』
と聞かれたと、内線電話が。
『実は、私のオリジナルブレンドです。』と答えた。
彼女はもう一度、大切な商談の場に呼ばれ、
お客様に、そのブレンドの仕方について説明した。
当然のごとく、その後の商談はうまくいき、彼女は認められた。
キャリアの少ない自分に、今何ができるかを考え、
日頃から勉強し、おいしいと言ってもらえるコーヒーを
出すことが、自分にとっての最大のチャンスと考えた
彼女にとっては、お茶汲みは雑用ではないのです。
そこに配慮や付加価値を見い出すと、それは、とてもとても
重要な役割へ変わってくるのです。
頼まれる仕事が、雑用か、本業かではなく、頼まれた側が
雑用と思うか、本業と思うか。さらには、付加価値を
つけれるチャンスと思うか、なのですね。
勤勉なところが、日本人とドイツ人は
良く似てると言われるようなのですが、
でも意識レベルはかなり違うかも?
かなり長文となったので、この辺で・・・ 続く